肩こり・首こり|須坂市のデスクワーカー必見!原因・セルフチェック・対策と専門アプローチ
肩こり・首こり
デスクワークやスマホで首~肩が重い。朝のこわばりや目の奥の疲れ…。
画像検査で異常がなくても、筋の緊張や姿勢・呼吸のくせが原因のことが多くあります。
この記事では「受診すべきサイン」と「セルフでできる対策」、そして当院の評価とやさしい施術の流れを解説します。
✓ 夕方になるほど重だるい/肩甲骨まわりが張る
✓ 画面を見ると首が前に出る(あごが上がる)
✓ 目の疲れ・食いしばり・息が浅い自覚がある
✓ 肩を回すと“ゴリッ”と鳴る/可動域が狭い
✓ 蒸しタオルで一時的に楽でもすぐ戻る
肩こりや首こりの一般的な症状は、後頸部から肩甲帯、肩周囲にかけての不快感、鈍痛、重苦しさであり、これらに筋の緊張を伴います。また、肩こりは国際的にも注目されており、海外ではCassouらにより、「肩や頸部の痛みが6カ月以上持続し、運動時に機能障害を伴う不快感が生じる状態」として、慢性的な状態に焦点を当てた定義づけがなされています。国内に目を向けると、2022年の国民生活基礎調査では、日本人が健康に関する自覚症状として挙げる中で、肩こりは男女ともに腰痛に次いで有訴率が高いことが示されており、国民的な身近な症状の一つであると言えます。
肩こり・首こりの原因
一次性肩こり(本態性肩こり)
これは、「特に病気がないのに起こる」一般的な肩こりのことです。
生活習慣と姿勢: デスクワーク、スマホの見過ぎ(この姿勢は首に大打撃を与えます)、猫背などによる筋肉の緊張。
血行不良: 緊張した筋肉が血管を圧迫し、疲労物質が溜まる悪循環 。
ストレス・自律神経の乱れ: 精神的なストレスや睡眠不足で筋肉がギュッと硬くなる。
体型・体質: なで肩、肥満、筋力不足など。
重い頭を支えるのにも一苦労、といったところですね。
二次性肩こり(症候性肩こり)
こちらは、「何らかの病気や疾患が原因となって起こる」肩こりです。この場合は、肩こり自体が病気のサインであることが多いです。
頸椎疾患、肩疾患、神経疾患、内科疾患、耳鼻咽喉科疾患、眼科疾患、歯科疾患、精神疾患などがあります。

"黄金勲矢,山下敏彦:頸部痛・肩こりに対する治療戦略.関節外科 2022;41:768-74"
二次性の場合は、根本にある病気の治療が非常に重要になってきます。
「いつものこりじゃないな」「急にひどくなった」と感じたら、無視せず専門医に相談するのが賢明です。
当院での専門アプローチ
1. カウンセリング
症状だけでなく、生活習慣や過去の既往歴など深くお伺いします。
・生活習慣のヒアリング:デスクワーク時間、睡眠の質、運動習慣、ストレスレベルなど、頚部に繰り返し負荷がかかる要因を特定します。
・既往歴と症状の分析::過去の怪我や病気、現在の症状の経過を詳しく把握することで、頚部以外の原因も鑑別し、施術の安全性を確保します。
2.姿勢・動作評価
姿勢・静的アライメント評価
猫背、ストレートネック、骨盤の傾きなど、身体のバランスを分析し、頚部に負担をかけている姿勢をチェックします。
動作・動的アライメント評価
頸部の前屈や後屈、ひねりなどの動作テストを通じて、どの筋肉や関節の動きが悪くなっているか(運動機能障害)を特定します。特に、胸郭といった頸部に関連の深い部位の連動性(キネティックチェーン)を細かく評価します。
ベッド上評価
頚部だけでなく、頚部に関連する胸郭や肩関節がどれだけスムーズに動くか、呼吸方法など全身的な柔軟性や動きをチェックします。
姿勢・静的アライメント評価や動作・動的アライメント評価:を踏まえ、これらの問題に対してベッド上さらなる原因追求を行います。
3.施術(徒手療法・高周波温熱+メドマー・運動療法)
主にカウンセリングと姿勢・動作評価に基づき原因に対して施術を行います。
徒手療法
施術は頸部だけでなく、胸郭・骨盤・股関節など頸部以外にも原因になりうる部位の施術を行います。
当院では、肩こりの原因とされる自律神経の乱れに対してクラニオセンクラル・セラピー(頭蓋仙骨療法)を行います。
頭蓋骨や顎関節・仙骨を含む全身の連動性の調整を行い、自律神経の働きを整え、根本的な肩こりの改善を目指します。

高周波温熱+メドマー
高周波温熱とは、特殊な電磁波エネルギーを体内に流し、そのエネルギーが体内で熱に変わり、体の奥深く(深部)から温める温熱療法のことです。
メドマーは、空気圧を利用して身体(主に脚)をマッサージするマッサージ機器です。
これらの機器(高周波温熱・メドマー)を組み合わせ、全身の血流を促進します。これにより、血行不良となっている頚部(首)の筋肉の血行を根本から改善し、症状の軽減を図ります。

運動療法
単なる対症療法にとどまらず、 根本的な改善を目指します。
肩こりや首こりの根本原因となり得る姿勢の歪みや、日常生活での動作の癖に対し、専門的な運動療法を行います。
患者様一人ひとりの身体の状態に合わせたエクササイズを通じて、弱化した筋肉の強化と硬くなった関節の柔軟性の回復を図り、再発しにくい身体へと導きます。

肩こりの・首こりの予防
- 同じ姿勢を長く続けない。(30分から1時間に一度は立ち上がり、軽く歩いたり、伸びをしたりして体勢を変えましょう)
- 蒸しタオルなどで肩を温めて筋肉の血行を良くし疲労をとる。(3分〜5分程度)
- 適度な運動や体操をする。(ラジオ体操・お散歩20〜40分)
- 入浴し身体を温め、リラックスする。(38〜40℃の「ぬるめ」のお湯に10分〜15分程度)
さいごに
肩こり・首こりが起きる原因は様々です。その発症は、生活環境、仕事内容、そして体の状態によって大きく異なります。
肩こり・首こりの改善において最も重要なことは、「なぜその痛みやこりが生じたのか、原因を知ること」です。
患部のみのマッサージなど、対症療法はもちろん一時的な問題解決には役立ちます。
しかし、慢性的、または繰り返し起こる肩こりを根本から改善するためには、その原因を追究することが必要不可欠です。
特に、二次性の肩こりのように、別の疾患が原因で痛みがなかなか改善しない方は、自己判断せず、必ず専門の医療機関にご相談ください。
あなたの肩や首の健康をサポートできるよう、当院も全力でサポートいたします!
高岸憲二,星野雄一,井出淳二、他:肩こりに関するプロジェクト研究(平成16-18年).日盤会誌 2008;82:901-11
Cassou B, Derriennic F. Monfort C, et al :Chronic neck and shoulder pain, age, and working conditions : longitudinal results from a large random sample in France. Occup Environ Med 2002 : 59 : 537-44
厚生労働省:世帯員の健康状況.2022年国民生活基礎調査の概況.https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/stiffed_neck.html
黄金勲矢,山下敏彦:頸部痛・肩こりに対する治療戦略.関節外科 2022;41:768-74
日本整形外科学会.「肩こり」.症状・病気をしらべる.https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/stiffed_neck.html,(参照 2025-11-13)
原因が分かると、対策が見えてきます。まずはお気軽にご相談ください。
