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四十肩・五十肩とは?須坂市で肩の痛みがなかなか引かない方必見!!

四十肩・五十肩

四十肩・五十肩の痛みがなかなか引かない‥
痛みを繰り返す‥
このようなお悩みがある方必見!!
肩の痛みを和らげる上で重要なことについてお伝えします!!

四十肩・五十肩とは

一般的に四十肩・五十肩と称されていますが、厳密には「肩関節周囲炎」とされ、肩関節の痛みと可動域の制限がある状態をいいます。明らかな原因がない一次性肩関節周囲炎の有病率は一般人口の2.0〜5.3%で、中高年40歳〜60歳代の女性が発症しやすいとされています。
四十肩・五十肩は自然に回復へ向かうものといわれていますが、約50%以上の方に動きの制限や疼痛等の症状が2年以上残るとの報告もあり、原則として手術をしない保存的なアプローチが選択されます。
肩の動きが著明に制限されている場合は、非観血的関節受動術(医師がエコーガイド下の神経ブロック(麻酔)を行い、痛みを感じない状態で固まった関節包を動かして剥がす処置)が適応となることがあります。

四十肩・五十肩の原因

発症原因は明らかになっていませんが、原因の一つに老化に伴う肩関節周囲の炎症、滑膜・関節包の癒着。加齢に加え、デスクワークの作業環境、糖尿病、血中の脂質高値も肩関節周囲炎の発症因子とされています。

四十肩・五十肩の病期

四十肩・五十肩には「炎症期」「拘縮期」「寛解期」この3つの病期が自然経過の中で起こります。
この病期が治療を行う上で最も重要です。

肩関節周囲炎の病期表

▶︎炎症期
発症から2.5〜9ヶ月とされ、肩関節に炎症が起こりじっとしていても痛い(安静時痛・夜間痛)状態です。炎症期の治療としては、疼痛緩和を目的とした運動制限を行い、痛みのない範囲での運動や疼痛緩和を目的としたお薬が推奨され、セルフエクササイズを中心とした施術は可動域制限が改善した寛解期からの継続が推奨されています。そのため「動かさないと固まるから」と言い、無理に動かすことは逆効果!!無理な負荷は炎症を増悪させ、疼痛を増強させるだけでなく、結果として炎症期の長期化から組織の線維化(組織が硬くなること)を招き、可動域制限をさらに悪化させる恐れがあります。

▶︎拘縮期
発症から4〜12ヶ月頃を指します。この時期は炎症期と比べ安静時痛や夜間痛が和らぐ一方で、可動域制限がより顕著になっていくのが特徴です。拘縮期では、疼痛緩和に加え痛みの無い範囲で可動域を徐々に広げていきます。ストレッチや筋力強化トレーニングなど行いますが、無理の無い範囲で行うことが重要です。

▶︎寛解期
個人差はありますが、発症から12〜42ヶ月かけて到達します。この時期は痛みや可動域制限が緩和し、日常生活の制限もなくなりますが、健側と比べ可動域制限がやや残ります。職業やスポーツなどの目標に応じて、施術内容を決めていきます。

四十肩・五十肩は、発症後それぞれの病期により、安静、運動療法など対処方法も異なるため、どの病期であるかを見極め、それぞれに合った施術を行うのが重要です!!

当院でのアプローチ

四十肩・五十肩に対する治療は保存療法が第一選択とされます。

1. カウンセリング


四十肩・五十肩へのアプローチとしてカウンセリングが最も重要です。「どこが痛いか」だけでなく、「いつ、どんな時に、どんな動作で痛むのか」を深くお伺いし、「炎症期」「拘縮期」「寛解期」どの段階にあるのかを見極めます。
・生活習慣のヒアリング:作業姿勢、デスクワーク時間、運動習慣、ストレスレベルなど、肩に繰り返し負荷がかかる要因を特定します。
・既往歴と症状の分析::過去の怪我や病気、現在の症状の経過を詳しく把握することで、四十肩・五十肩との関連や、施術の安全性を確保します。

2.姿勢・動作評価

姿勢・静的アライメント評価: 猫背、肩甲骨の傾き、反り腰、骨盤の傾きなど、身体のバランスを分析し、肩に負担をかけている姿勢をチェックします。
動作・動的アライメント評価:肩の様々な方向の動きを確認します。肩の動きだけでなく、肩甲骨や背骨、骨盤の動きを確認し、どの筋肉や関節の動きが悪くなっているか(運動機能障害)を特定します。特に、肩甲骨や胸椎(背中の上部)といった肩と関連の深い部位の連動性(キネティックチェーン)を細かく評価します。

ベッド上評価:施術者が可能な範囲で肩の動きを確認します。動きの制限がどこにあるか?どの関節の動きが悪くなっているのかを細かく評価します。

3.施術

炎症期
炎症期の施術では、痛みの緩和を目的とした「肩周りの筋肉のリラクゼーション」と「適切なポジショニング(安楽な姿勢)の指導」を行います。炎症が起きると、体は痛みをかばおうとして防御的な反応(筋攣縮(れんしゅく))を起こし、筋肉が硬くなります。すると血行が滞り、痛みが強まったり、炎症が長引いたりする原因となります。 施術は非常に優しく、愛護的に行いますので、どうぞご安心ください。
・夜間痛を抑えるためのポジショニング

・筋攣縮筋へのリラクゼーション

拘縮期
炎症が落ち着くこの時期は、肩の関節を包む膜(関節包)が硬くなり、動きが制限される「拘縮」が主な症状となります。
施術では、硬くなった組織を徐々に解きほぐす関節可動域訓練(ストレッチや動かし方の練習)を中心に進めます。また高周波温熱は硬くなった組織の血流量を増やし、施術効果を高めます。
無理に動かすのではなく、関節の遊び(ゆとり)を取り戻しながら、日常生活で手が届く範囲を広げていきます。筋肉の柔軟性を高め、スムーズな動きを再獲得していくための重要な時期です。ご自宅で行えるセルフエクササイズも併せてお伝えいたします。
・高周波温熱を用いたストレッチ

寛解期
痛みが軽減し、可動域もほぼ正常に戻るこの時期は、治療の「仕上げ」の大切なステップです。
長い間、肩をかばって生活していたことで、肩甲骨周りの動きが悪くなっていたり、インナーマッスル(深層筋)が弱くなっていたりすることがあります。施術では、これらの筋力トレーニングや、全身のバランス調整を中心に行います。「以前よりも動かしやすい肩」を目指し、日常生活や職場、スポーツへの完全復帰、そして将来の再発を徹底的に防ぐための体づくりをサポートいたします。
・インナーマッスルのトレーニング

さいごに

四十肩・五十肩の改善において、最も重要なのは「病期に合わせた適切な治療」を行うことです。
「固まるのが怖いから」「筋力を落としたくないから」と、痛みをこらえて無理な運動やストレッチを繰り返すと、かえって炎症を悪化させ、回復を遅らせる原因になります。 今のご自身の状態を正しく理解し、段階を踏んで治療を進めることが、早期改善への一番の近道です。肩の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

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参考文献
・神戸克明:第16回 肩関節周囲炎.Loco CURE 9(4): 370-375, 2023.
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・Boyle-Walker KL,Gabard DL,Bietsch E, et al(1997).A profile of patients with adhesive capsulitis. J Hand Ther,10,222–228.
・見目智紀(2019).肩関節周囲炎.Journal of Clinical Rehabilitation,28,613-162.
・土屋篤志,大藪直子,後藤英之ほか(2011)肩関節周囲炎に対する保存的治療後2年における肩関節機能の評価.肩関節,35(2),567–569.
・Bridgman JF(1972).Periarthritis of the shoulder and diabetes mellitus. Ann Rheum Dis,31,69–71.
・Bunker TD, Esler CN(1995).Frozen shoulder and lipids. J Bone Joint Surg Br,77,684–686.
・村木孝行,尾崎尚代,千葉慎一ほか(2021).第7章 肩関節機能障害理学療法ガイドライン, 一般社団法日本理学療法学会連合理学療法標準化検討委員会ガイドライン部会編集・公益社団法人日本理学療法士協会監修, 理学療法ガイドライン(第2版),429,医学書院, 東京.
須坂トータルケア整体院(ホームページhttps://suzaka-seitai.com/
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資格 :理学療法士(国家資格) 2017年 専門学校卒業 理学療法士免許取得/整形外科勤務・ 自費整体・整骨院に整体師として勤務後開業

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